連勝ストップ…巨人・菅野が口にしていた「無敗の重圧、しんどいです」(東スポWeb)

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 巨人・菅野智之投手(31)の連勝記録がついにストップした。開幕13連勝のプロ野球記録を更新すべく、13日の広島戦(東京ドーム)に先発したが、4回に3失点するなど6回4失点で降板。打線も9回に一発攻勢で追い上げたものの、3―4で敗戦、今季初黒星がついた。  珍しく、菅野が大汗をぬぐった。「先制点とムダなランナーを出さないよう、意識して投げます」とコメントを残し上がったマウンドだったが、狙い球を絞り、果敢に振りにいく広島打線に、ジリジリと追い詰められていった。  2回、無死一、三塁から併殺打の間に1点を先制されると、4回には無死一、二塁のピンチで4番・松山に初球のフォークを中前へはじき返され1失点。一死こそ奪うも、6番・坂倉の一ゴロを3―6―3の併殺に仕留められず、坂本の悪送球でさらに1点を献上。続く菊池にも右翼線へ適時三塁打を浴び、この回で計3失点を喫した。  5回を投げ投球数は101球。首脳陣は降板も視野に入れていたが菅野は続投を志願。6回まで投げ抜き意地を見せたが、「智之を勝たせたい」というチーム全員の願いはかなわなかった。  連勝記録が伸びるたびに「しんどいです」と苦笑いで語っていた菅野。連勝と無敗、どちらに重圧を感じるかと問うと「やっぱり『無敗』というところじゃないですか」と前置きし、こう続けた。 「負けたくないですし、僕が負けるということはチームも負けているということ。連勝が途絶えるというのは別に…でもそこはイコールだと僕は思うんですけど、どちらかというと、そっち(無敗)の比重の方が僕の中では大きいです」常人には分からない未知のプレッシャーに日々、向き合ってきた。  降板後、「今まで順調にいき過ぎたところもある。何とか粘ろうとしましたが、うまくいかないこともあると思います。これを肥やしにして、次の登板に向けしっかり調整します」とコメントした背番号18。連勝こそストップしたが、自身の白星だけで12の貯金を生み出してきたそのパフォーマンスは圧巻のひと言だ。これからも次の1勝を積み上げていくのみだ。

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(2020/10/13)