散華と祈りのアート展 京都・泉涌寺(産経新聞)

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 皇室の菩提寺(ぼだいじ)として知られる御寺泉涌寺(みてらせんにゅうじ)(京都市東山区)で、僧侶が法要で使うハスの花びらの形をした紙「散華(さんげ)」などを集めた作品展「未景2020 いのりとアート」が開かれている。18日まで。 【写真】幼稚園児が作った散華  同寺の僧侶や現代アーティストらが新型コロナウイルス収束への祈りを込めて作った散華約50点が並んだ。法要で使うものより一回り大きく、疫病を鎮めるとされる妖怪「アマビエ」やハスの絵などの図柄。同寺が運営する泉山幼稚園(同区)の園児が作った色鮮やかな散華60点や絵画も展示される。  実行委員長の大沼憲昭(のりあき)・嵯峨美術大教授(66)は「皇室ゆかりの寺でアート展ができるのは光栄。作品は異なる環境に置くと新たな気づきがある」と話していた。また、「祈りとアートの今」というテーマで大沼さんらと座談会を行った同寺の上村貞郎長老(82)は「祈りで少しでもいい世の中にしていくのが私たちの務め」と語った。  僧侶らがデザインした散華は販売もされ、売り上げの一部は京都市の新型コロナ感染症対策基金に寄付される。  アート展には拝観料(中学生以上500円、小学生以下300円)が必要。

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(2020/10/13)