スーパー耐久|ST-4クラス開幕2連勝も「終盤はかなりキツかった」……坪井翔、次戦に向けて気を引き締める(motorsport.com 日本版)

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 スポーツランドSUGOで行なわれた2020スーパー耐久第2戦。Gr.2決勝でトップチェッカーを受けST-4クラス開幕2連勝を果たした#310 GRGarage水戸インターGR86の坪井翔は、逆転勝利に安堵しつつも、まだまだ課題が残っていると次戦に向けて気を引き締めていた。  予選、決勝ともフルウエットコンディションとなったGr.2の第2戦。特に決勝レースは雨量も多かったことからセーフティカー先導でスタートが切られた。ポールポジションからスタートした310号車は2周目に1回目のピットストップを完了すると、開始1時間のところで早くも2回目のピットストップを敢行。坪井翔にロングスティントを任せ、逆転する作戦をとった。  その後、セーフティカーが何度か入ったことも味方し、#884 林テレンプ SHADE RACING 86、#13 ENDLESS 86に追いつくと、ST-5クラスとの混走をうまく使って、残り1時間を切ったところでトップに躍り出た。終盤は雨が止んで路面上の水が少なくなる中、13号車に追い詰められるシーンもあったが、坪井が最後まで冷静に対処し、クラス開幕2連勝となるトップチェッカーを受けた。  フルウエットコンディションに加えてセーフティカーも何度か出動する荒れたレースで、310号車としては序盤が後手を踏む展開となったが、第1スティントを務めた久保凛太朗は「2周目にピットに入ったことで、ST-4クラスのトップとST-5クラスの集団の後ろに回ってレースが始まったので、それがキツかったです。チームとしてまだまだ作戦の幅も少ないので、色々と考え直さなきゃいけないですね。今回は全て坪井選手のおかげです」とコメント。第2スティントを担当した細川慎弥も「(開幕2連勝は)チームとしては最高です。今回は坪井選手に助けられました。彼に感謝です」と、チームのエース的役割を担う坪井の走りを讃えていた。  その坪井も「長かったですけど、達成感ある優勝でした」と今回のレースを振り返った。 「2回目のピットを終えてからSCにも助けられてギャップが縮まったので、その後は僕が自力で抜ければ勝てるという状況でした。けっこうペースは良かったですし、残り時間もあったので十分チャンスはありました。 「うまく2台ともコース上で抜くことができましたが、僕たちがめちゃくちゃ速かったというわけで

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(2020/10/13)