セバスチャン・ベッテル、スピンでアイフェルGPが台無しに……「リスクを冒しすぎた」(motorsport.com 日本版)

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 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、F1アイフェルGPの決勝レースを11番グリッドからスタートした。彼はミディアムタイヤを装着していたこともあり出遅れ、ソフトタイヤを履いて好スタートを切った、14番グリッドのアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)に先行されることになった。 【動画】2020年F1第11戦アイフェルGP決勝ハイライト  ベッテルはそのジョビナッツィを攻略しようと、11周目のターン1でインに飛び込もうとした。しかしジョビナッツィにブロックされたため、アウト側に進路を変更しようとした際にスピンを喫してしまった。  このスピンでタイヤにフラットスポットを作ってしまったベッテルは、すぐにピットインしなければならず、戦略の変更を余儀なくされた。これでベッテルはハードタイヤに交換、隊列の中で苦労することになった。  ベッテルはこのスピンを振り返り、アルファロメオのマシンが生み出した乱流に巻き込まれた可能性があると示唆した。 「確かに、僕はポジションを上げようとして、かなりリスクを冒していた」  そうベッテルは語る。 「でも振り返ってみると、リスクが大きすぎた」 「僕は、(アルファロメオのマシンの)後方乱気流を横切った際に、マシンのコントロールを失ったと思う。それはもちろん意図していた形ではなく、もっとポジションを上げていくチャンスを壊すことになった」  ベッテルのチームメイトであるシャルル・ルクレールは、4番グリッドからスタート。最初のスティントでは大いに苦戦したものの、なんとか7位に入り、ポイントを持ち帰った。一方でベッテルは、11位とポイント圏外のフィニッシュに終わっている。 「簡単なレースではなかったし、僕のせいでトラフィックに巻き込まれてしまった。そのため、ポジションを大きく上げることは難しかった。おそらくフィニッシュしたポジションよりも、ペースは良かったはずだ。そういう意味では、良いレースじゃなかった」  今回も無得点に終わったベッテル。彼がこの5戦で獲得したのは、わずか1ポイントのみ……チームメイトのルクレール(この5戦で18ポイント獲得)と比較して、フェラーリの今季マシンSF1000を乗りこなすのに苦労しているように見える。  しかしベッテルは、しっかりとポイントを獲得するのが、どれほど重要かということをよく理解して

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(2020/10/13)