東北電力女川原発2号機の再稼働めぐり 宮城県議会常任委員会が賛成請願を採択 事実上容認(KHB東日本放送)

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 宮城県議会の常任委員会が開かれ、女川原発の再稼働に賛成する請願が賛成多数で採択されました。事実上の再稼働容認です。  13日の県議会環境福祉委員会では、地元の商工会から出された女川原発2号機の再稼働に賛成する請願と市民団体から出された再稼働に反対する請願の2つが審議されました。  再稼働に反対の立場の共産党の委員からは、「引き続き審議を行う必要がある」との意見が出されましたが、賛成の立場の自民党の委員からは発言はありませんでした。  その後の採決では、再稼働に賛成する請願は委員長を除く9人のうち自民党・県民会議と公明党県議団、21世紀クラブの合わせて6人による賛成多数で採択されました。  再稼働に反対する請願は、みやぎ県民の声、共産党県会議員団、社民党県議団の3人のみが賛成し、不採択となりました。  反対請願を出した市民団体の代表・佐藤郁子さん 「否決されたこと、そしてたったの2時間で私たち県民の思いが踏みにじられたことに非常に怒りを覚えます」  一方、委員会終了後に取材に応じた渡辺勝幸委員長は、9月に開かれた全員協議会や本会議での代表質問なども含め、議論は尽くされたとの見解を示しました。  再稼働を容認した委員会の審議結果は10月22日の本会議で報告され、県議会として最終的な判断が示されます。

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(2020/10/13)