豚熱の蔓延防ぐ 宮城でワクチン接種開始 県内の全養豚20万頭が対象(KHB東日本放送)

【リンク先抜粋】
 豚などがかかる感染症=豚熱の蔓延を防ごうと、宮城県内でワクチンの接種が13日から始まりました。  豚熱は、豚やイノシシがかかる感染力や致死率の高い病気で、蔓延すると畜産業に大きな影響が出る恐れがあります。  現在、岐阜県や愛知県など9つの県で感染が確認されていて、9月、福島県会津若松市で死亡した野生のイノシシから豚熱の感染が確認されたことから、県内でのワクチン接種が決まりました。  13日は大河原地方振興事務所で、接種の作業にあたる職員の出発式が行われ、笹出陽康所長が「畜産関係者の不安を取り除けるよう作業にあたってください」とあいさつしました。  ワクチン接種は、県内のすべての養豚にあたる153施設約20万頭が対象で、県は福島県に近い県南部から接種を始め、3~4カ月をめどに接種を終わらせたいとしています。  県畜産課・西清志監視伝染病対策専門監 「ウイルスがいつ入って来るか分からない中で、畜産農家の方も早く打ちたいという希望がございました。まず、ワクチンをスタートして、まずは農家を守っていきたいという気持ちでございます」  なお、豚熱はヒトには移ることはなく、また、ワクチンを接種した豚肉をヒトが食べても健康には影響ありません。

続きはこちら

(2020/10/13)