【Epic vs Apple】Unreal EngineをiOSでブロックすることは違法と法廷判決(IGN JAPAN)

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     Epic GamesとAppleの対立をめぐる審問が9月下旬に正式に開始し、両社の法廷闘争の火蓋が切って落とされたが、EpicへのAppleの敵対的措置に対して差し止め命令が出された。 審理を担当する米カリフォルニア州北部地区連邦地裁のイボンヌ・ゴンザレス・ロジャーズ判事は、Epicのデベロッパーアカウントを削除すること、そしてiOSアプリの開発者からUnreal Engineへのアクセスを遮断することを違法とし、是正命令を下した。 この判決を受けて、AppleはEpicのデベロッパーアカウントを再開させなければならない。デベロッパーアカウントを剥奪されたEpicは、iOSにおいてUnreal Engineのアップデートをリリースすることが不可能になっていたが、ゴンザレス・ロジャーズ判事の肯定的判断により、iOSにおけるUnreal Engineの開発が復活する。 「フォートナイト」画像・動画ギャラリー 一方、同判事は『フォートナイト』をAppStoreから削除することが合法だと認めた。そのため、今後もAppleが『フォートナイト』を同プラットフォームで配信させない権利を有する。これによりiOSにおけるEpicの人気バトルロイヤルゲームのBANが継続される。 ゴンザレス・ロジャーズ判事は差し止め命令の正式文書にこのように書いている。「iOSのAppStoreにおけるAppleの独占的流通、ならびにAppleが特定のIAP(in-app purchase=アプリ内課金)の支払金の30%を獲得するIAPシステムに関し、Epic Gamesは強力な論拠を有している。ただし、現在の限られている記録においては、Epic GamesはAppleが提示した反論に対して十分な応答を行っているとは言いがたい」 担当判事のこの言葉も、Epicのデベロッパーアカウントの復旧を命じながら『フォートナイト』を復活させないという判決も「玉虫色」と言えるものだ。現時点では、法廷がEpic寄り、あるいはApple寄りと判断するのは時期尚早だろう。 この訴訟の公判期日は「2021年夏」と定められており、いまからまだ半年以上がある。そのときには裁判の結果が出ると思われるが、EpicとAppleのどちらか、あるいは両方が不服を申し立てる場合、さらに上訴が行われ法廷闘争が長く継続する可能性

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(2020/10/13)