がんと闘うラルフ ローレン──“ピンク ポニー”活動20年の歩み(GQ JAPAN)

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ラルフ ローレンによるグローバルな慈善プログラム「Pink Pony イニシアティブ」が、この10月で20周年を迎えた。これを記念してチャリティTシャツが発売され、その1枚をモデルの冨永愛がまとってみせた。このPink Pony イニシアティブとは、がん治療や研究をサポートするためにラルフ ローレンが始めたキャンペーンの名称だ。 ファッションデザイナー、ラルフ・ローレンは、友人の編集者が乳がんをわずらったことをきっかけに、がんケアの改善に的を絞った人道的な取り組みを始めた。2003年には米・ニューヨーク市のMSKがんセンターとのパートナーシップにより「ラルフ ローレンがん治療センター」、通称「MSK RLC」をハーレムに設立。 主に地域近隣の住民に対して、検診や治療はもちろん、栄養指導や金銭面のカウンセリングにいたるまで、包括的なサポートを行っている。世界的とはいえ一ファッションブランドが、医療格差の縮小を目指し、文化的な差異にも心配りのできる環境や、質の高いがんケアの提供に取り組んできた、という事実には驚かされる。 また2014年、ラルフ ローレン コーポレーションは、英・ロンドンにあるヨーロッパ最大のがんセンター「ロイヤル マースデン病院」と提携し、同病院内に「ラルフ ローレン乳がん研究センター」を設立。その落成式典の主催は英国ウィリアム王子とともに行った。 さらに2019年には英国にオープンする最先端の施設内に研究ゾーンを設立するため、100万ポンドの資金援助を表明した。彼の意欲はとどまるところを知らない。 今回の20周年ではその節目を記念し「More Conversation, More Love」(=より多くの会話を、より多くの愛を)と銘打ったキャンペーンを展開。その中心的役割を果たすのが前出の「Love Language」Tシャツだ。ピンク、ネイビー、ホワイト、グレーの爽やかなカラーパレットに、20以上の言語によるプリントで仕上げられたユニークなグラフィックTシャツ。 冨永さんが着た日本語パターンもいいが、知らない国の文字を選ぶのも楽しい。同ブランドのアイコン、ポロプレイヤーと並ぶ図柄の意外性が面白い。 ちなみにライトピンクの「Live Love」Tシャツの売り上げからは、購入価格の100パーセント、その他すべてのピンク ポニーコレクション

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(2020/10/13)