【独自】朴元淳前ソウル市長の遺族「借金引き継がない」と相続放棄(朝鮮日報日本語版)
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遺族は法定期限の2-3日前に相続放棄と限定承認を申し立てた。民法で相続放棄と限定承認は相続開始を知った日から3カ月以内に行わなければならない。朴前市長は7月9日に死亡したため、10月9日が期限だった。
法律関係者は朴前市長の遺族が相続放棄と限定承認を申し立てたことについて、借金を相続順位下位の相続人に引き継がせないための措置とみている。相続放棄を行えば、相続順位上位の相続人には借金が継承されないが、自動的に次の順位の相続人に借金が引き継がれる。民法では4親等までが相続人の範囲であり、債務の相続を免れるには全員が相続を放棄しなければならない。しかし、相続人のうち1人が限定承認を申請すれば、「相続する財産の範囲内で借金を返す」という意思表示であり、自動で借金が他の相続人に継承されるのを防ぐことができる。
裁判所は相続人が提出した財産内訳と負債内訳を審査し、限定承認を宣告する。その後債権者に限定承認の決定を告知し、財産を借金の割合通りに分配する手続きが進められる。