室谷由紀女流三段が西山朋佳女流王将に勝利して自身初のタイトル獲得に王手 女流王将戦第2局(スポーツ報知)
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将棋の西山朋佳女流王将(25)=女王、女流王座=に室谷由紀女流三段(27)が挑戦している第42期女流王将戦3番勝負第2局が13日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、先手の室谷女流三段が115手で勝利した。対戦成績1敗1敗となり、決着は30日の最終第3局に委ねられた。
相振り飛車の戦い。中盤で主導権を握った室谷が的確な攻めで西山陣を攻略した。局後は「序盤の構想が難しい将棋で、最後までどちらが勝っているか分からなかった」と振り返りながら、5度目の挑戦で初のタイトル獲得が懸かる第3局に向け「3局を指せるのは非常に楽しみです。しっかり準備をして良い将棋を指したいです」と抱負を述べた。
防衛しての連覇を目指している西山は「チャンスの局面でもっと考えるべきでした」と語りながら、次局に向け「泣いても笑っても最後なので、体調に気を付けて良い将棋を指したいです」と話していた。