「人々に連帯を」ジャシンダ・アーダーン ニュージーランド首相 【世界で活躍する女性政治家たち】(選挙ドットコム)

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「家庭を築きながらその職に就くことがどれだけ大変か、わかっているから。」 ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン現首相は、もともと首相になりたいとは思っていなかったといいます。しかし、2017年の秋、その役は彼女のもとにやってくることに。世界で初めて女性参政権を獲得(1893年)したニュージーランドで、3人目の女性首相となったのです。 1980年にニュージーランドのハミルトンで生まれ、5歳の時に北部のムルパラへ移住。決して裕福な地域ではなく、家が警察署の前にあったことからも貧困や暴力、不平等を間近で感じる幼少期を過ごしました。ムルパラは先住民族のマオリが多く住む地域で、彼女の学校のクラスメートもほとんどがマオリでした。のちに彼女は幼少期の多感な時期をこのような環境で過ごしたことが、政治家としての自身を形成したと振り返っています。 学生時代には討論大会やスピーチ大会に積極的に参加し、次第に政治家としての頭角を現し始めます。今でこそ世界中から注目を浴びる彼女も、学生時代の献身的な活動ぶりに、周囲からは退屈なただの議論オタクだと思われていたそうです。大学を卒業後の2001年に労働党議員の下で仕事を始め、2008年に当時の最年少国会議員として労働党(Labour)から初当選。それからわずか9年後の2017年には野党労働党の党首となり、同年、首相に選出されました。

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(2020/10/13)