「選手たちが死ぬ」アルゼンチン代表は“鬼門”ボリビアでなぜ勝てない? ほぼ富士山頂にある難所で何年も…(SOCCER DIGEST Web)

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 アルゼンチンが予選最大の難関と言われる“決戦”に臨む。  現地時間10月13日に行なわれるカタール・ワールドカップの南米予選第2節で、アルゼンチンは、敵地に乗り込んでボリビアと対戦する。 【PHOTO】ビッグディールが続々成立!2020年夏に新天地を求めた名手たち  精鋭軍団のセレステ・イ・ブランコ(アルゼンチン代表の愛称)にとっては、敵地でのボリビア戦はまさに鬼門だ。過去10度の対戦で勝ったのは3度だけで、最後に勝ったのは、ホセ・ペケルマン体制の2005年3月の対戦で、実に8政権も前のことである。  本拠地での対戦であれば、10戦負けなしのアルゼンチンは、なぜ敵地でのボリビア戦に苦戦しているのか。その主因は立地条件にある。  開催地となるボリビアの首都ラパスのエスタディオ・エルナンド・シレスは、「世界一高い場所にあるスタジアム」という異名の通り、海抜3637メートルの高所にあるのだ。富士山頂が海抜3776メートルということを考えれば、その圧倒的なアドバンテージが理解できるだろう。  欧州組が大半を占めているアルゼンチンの面々にとっては、ボールの軌道にも影響をもたらし、酸素の薄い高地でのプレーは至難の極みなのである。  これまでにアルゼンチンを支えてきた関係者たちもラパスでのプレーを嘆いている。かつて“偉大なキャプテン”と言われた名DFのダニエル・パサレラが「試合をすることが非人道的だ」と訴えれば、元代表コーチのフェルナンド・シニョリーニは「選手たちはここで死ぬ」と不満を口にしていたほどだ。  もちろん現代表が全くの無策で臨むわけではない。異例の2日前に現地入りをさせたリオネル・スカローニ監督は前日会見において、「この試合が最大の難関であると理解している」と危機感を口にしている。 「我々はこの試合に向けたプランを持っていて、いくつかの変更を考えている。チームのみんな、とくにリオネル・メッシとはじっくりと話し合った。コンディションを整えるトレーニングを行なってきたが、そのなかで苦しんだ選手もいる。だから、試合を上手く進められるプランと起用法を準備している。おそらく全選手が苦しむことになる。だが、そのなかで最善の策を取っていきたい」  南米予選の肝とも言われるボリビアでの一戦で、アルゼンチンは勝点3を手にできるだろうか。 構成●サッカーダイジェス

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(2020/10/13)