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　2020年3月、長泉町の自宅で同居していた父親を殺害した罪に問われた男に対し地裁沼津支部は懲役9年の判決を言い渡しました。 　判決を受けたのは、長泉町中土狩の無職の男（56）です。判決によりますと被告は2020年3月、長泉町中土狩の自宅で同居していた父親（当時86）の首を電気コードで締めて窒息死させました。地裁沼津支部で10月13日に開かれた裁判員裁判の判決公判で、菱田泰信裁判長は「突発的に犯行に及んだが態様は強い殺意に基づくものであって悪質。被告は自首し、反省の態度を示しているが、到底十分とは言えない」などとして懲役9年の判決を言い渡しました。

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(2020/10/13)