トランプ大統領のコロナ感染で有観客試合開催が危うく…メジャーも救った「世界最高峰の医療」(日刊ゲンダイDIGITAL)

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【メジャーリーグ通信】 「トランプ大統領、コロナで入院」  世界を駆け巡った話題ではあったものの、トランプは新型コロナ感染症の陽性判定から1週間と経たずに公務に復帰した。しかも、10月7日に公開したビデオメッセージで「気分は最高だ」「神の恵みだと思う」と述べ、「力強い大統領」の姿を国民に示した。  また、自分が受けた治療をすべての米国人が受けられるようにしたいと述べ、選挙戦対策にも余念がない。  確かに、南北戦争以来、歴代の大統領専属の主治医は米軍所属の優秀な医師が務めている。  今回、大統領の主治医として一躍世界的に注目を集めたショーン・コンリーもアフガニスタンでの従軍の経験を持つ海軍の軍医で、2018年から大統領専属の医師団に参加している。現在40歳と、医師としては気力、体力ともに最も充実した時期にある。 ■24時間体制で受診  コンリーが「ホワイトハウスでは世界最高峰の医療を24時間体制で受けられる」と断言し、大統領の治療に全力を尽くしたことを誰よりも感謝しているのは、トランプ自身に他ならない。  それとともに、12日からアメリカン・リーグの優勝決定戦が始まる大リーグの関係者も、コンリーら医師団の有言実行ぶりに胸をなで下ろしている。  なぜなら、大リーグは12日から、これまでの無観客試合を改め、有観客で試合を行う計画だったからだ。  物理的距離を確保し、入場者数は1万1500人と、会場となるレンジャーズの新球場グローブライフフィールドの定員4万400人の28%と、全面的な客席の開放からは程遠い。  しかし、公式戦60試合とその後のプレーオフを無観客で行ってきた大リーグにとって、ひとつでも客席が埋まることは興行面で大きな前進となる。 ■40ドルから250ドル  客席の価格は40ドルから250ドルの範囲で設定されているし、ナショナル・リーグ優勝決定戦に出場するドジャースは本拠地ドジャースタジアムの駐車場でブレーブスとの試合の模様を実況放送し、自家用車1台につき75ドルを徴収する計画だ。  もし「トランプ重体」といった報道がなされれば、せっかく有観客での試合を再開しても肝心の観客が球場に足を運ばない可能性が高くなる。しかも、最悪の場合は計画を撤回して再び無観客で試合を行わなければならないところだった。  ニューヨークのブロードウェーでは

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(2020/10/13)