【次世代シェフとサステナブルな美食】マルタ 石松一樹さん(25ansオンライン)

【リンク先抜粋】
オープンから3年目となった今年、「マルタ」は営業形態を大きく変えました。これまではランチとディナーの2部制で、それぞれ主にコース料理を提供していましたが、この6月からは昼からのノンストップ営業で、閉店時間は“日没”。「日没って何だ? とよく言われます。でも一度、原点に返って人間らしい働き方をしてみようかと」 いわゆるコロナ禍で休業していた約2カ月間、石松さんはレストランのあり方について考えを巡らせました。「こうあるべきだ」「こうありたい」と積み上げてきたものが中断され、進むべき道が見えなくなる。この数カ月は誰もがそんな不安に駆られたのではないでしょうか。「元のスタイルにはすぐに戻れない、先も見えない。ならば今は、『変わらないこと』を大切にしようと」 石松さんにとってそれは、「時間」と「場所」 ~ 日の光をベースにした時間で活動し、今置かれたこの場所でできることをする ~ ということでした。「そう考えたときに、地域という概念が浮かんできた。地元を大切にする、近くのものを見直す、それも原点です」。できるだけ近隣の食材を使い、近くに住む人にもっと来てもらうことで足元から活性化する。「その先に何があるのかははっきりわからないけれど、目指す形は見えてきました」

続きはこちら

(2020/10/12)