就職試験受験者出陣式 コロナ禍で影響も 鹿児島商業高校(MBC南日本放送)
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高校生の就職試験が今月16日に解禁されるのを前に、鹿児島市の鹿児島商業高校で就職を希望している生徒の出陣式がありました。今年は新型コロナウイルスの感染拡大で、高校生の就職活動にも影響が出ているようです。
高校生の就職活動は例年9月に解禁されますが、今年は新型コロナによる休校などで準備期間が短かったことから、開始時期が1か月延期されました。鹿児島商業高校では3年生185人のうち60人が就職を予定しています。
例年、県内での就職希望者は全体の半数だということですが、今年は新型コロナの影響で地元志向が高まり、7割に増えているということです。
出陣式では生徒代表が決意の言葉を述べました。
(高田雄太郎さん)「学校の代表として試験に臨み、全員が合格できるよう頑張りたい」
(3年生)「戸惑いはあったが、(就活開始まで)1か月延びた分、しっかり勉強できたので自信を持って受験したい」
(3年生)「今までの練習の成果を全力で発揮できるようにしたい」
鹿児島労働局によりますと、ここ数年は、求人数が就職希望者数を上回る売り手市場が続いていましたが、新型コロナの影響で企業が採用を控える傾向が強まっており、県内の高校への求人数は去年より1000人ほど少ない4500人となっているということです。鹿児島商業高校でも求人数は、去年より280人ほど減っているということです。