《池袋暴走事故》無罪主張の飯塚被告、傍聴した記者が目撃した「信じられない態度」(週刊女性PRIME)

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 昨年4月19日、豊島区池袋で『プリウス』を暴走させ、松永さん母子を死亡させたほか9人に重軽傷を負わせた事故で、「過失運転致死傷」を問う初公判が、10月8日に東京地裁で開かれた。  旧通産省工業技術院の元院長だった飯塚幸三被告は、同乗した妻とフランス料理店の予約に急いでいた途中に、死傷事故を起こしたのだった。  しかし、被告は事故で入院したことや、高齢などの理由で警察に逮捕されないまま在宅で捜査が進行。  東大卒の工学博士で、勲章を授与された“上級国民”だから特別扱いを受けていると、多くの批判が上がった。都内の自宅を何度か訪ねた週刊女性も、“強気”の姿勢で取材を拒否されたことは報じている。  遺族感情を逆なでするようなインタビューも報じられるなど、被告への風当たりは強まっていた。  冷たい秋雨が降っていた当日、車イスで法廷に現れた89歳の被告を間近に見ると、この1年半の間に体調などの変化はあったにしても、こんなにヨボヨボの高齢者が運転していたとは──という印象。

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(2020/10/12)