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王子がエリザベス女王と面会するのは王室を離脱して以来初めて。久しぶりだけれど和やかなムードにはならない可能性が大きい。理由は最近のインタビューで王子と妃がアメリカの大統領選挙について言及していること。英国王室は王子たちの発言を「個人的なもの」だとコメントしている。でも2人の発言はアメリカでもイギリスでも物議を醸している。ミズーリ州の共和党議員のジェイソン・スミスはイギリス大使に手紙を送り「ヘンリー王子とメーガン妃は称号を持っている。だから2人の発言が個人的なものだったとしても王室から切り離すことは難しい」と主張。アメリカでは前回の大統領選にロシアが介入したという疑惑が浮上し、FBIによる捜査も行われた。スミスはその状況を踏まえ「王子と妃の発言を懸念している」「称号を与えたまま、発言を続けることを許せば英国王室がアメリカの選挙に介入していることになる」と考えを述べている。さらに「政治的な発言をやめさせるか、称号を剥奪するよう」女王に求めている。これを受けて女王はヘンリー王子と直接対面、注意を与えるのではないかと見られている。

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(2020/10/12)