星野リゾート・星野佳路さんに、コーネル大学で経営学を学んだ理由や当時学んで今も役立っていることを聞いてみた(ダイヤモンド・オンライン)

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 星野リゾート代表・星野佳路さんが「組織論」に興味をもったきっかけとは? そして星野さんも痛感している、この30年間に組織論で起こった大変革とは? カラフルなイラスト満載で経営理論の勘所が学べる翻訳書『ザ・ビジュアルMBA』発売を記念して、同書の監訳を務めていただいた星野さんに「経営理論はビジネスの現場でどう役立つのか」を伺ったZoomセミナーの内容をダイジェストでお伝えする1回目です!(1100人超のご参加、ありがとうございました!) 【この記事の画像を見る】  ――星野さんは、若き日に米ニューヨーク州にある名門コーネル大学ホテル経営大学院(MPS:Master of Professional Study)で学ばれましたが、そのきっかけは?  大学(学部)時代は、体育会のアイスホッケーに夢中でした。チームを強くすることや、自分がうまくなることに、勉強以上に必死になっていました。ただ家業を継ぐことは小さいころから言われて育ってきたので、卒業後はいつか継ぐだろうと、ぼんやりとはわかっていました。いざ卒業となったときに、きちんと勉強しないといけないなと思い始めて。1980年代ですからMBA(経営学修士)もそんなに知られていなかったのですが、ホテル経営でいちばんいい専門の大学院はアメリカのアイビーリーグ、コーネル大学の専門学部だということで、体育会魂で一番有名なところで頑張ろうと決めました。  ――当時、MPSで学ばれたことのうち、経営の現場で一番役に立ったことは?  私は1984年入学ですから、インターネットもない時代でした。ITテクノロジーなくして成り立たない今のホテル業界とはまったく違う世界だったと思います。それでも、ビジネスの定石ともいえる理論の基礎を、あの2年間で学べたことは大きかったですね。その後も(新たな理論を)フォローして学んでいく基礎をつくってくれたと思います。  欧米の大学の教授陣というのは競争が激しくて、論文が学会で認められ、学生たちの評判もとらなければ解雇されるような世界です。だから、経営学についても科学と同様に、過去のビジネスで起こった事象を証明して理論化する、ということが進んでいます。  ――監訳を務めていただいた新刊『ザ・ビジュアルMBA』では「リーダーシップ」や「管理会計」、「人材管理」など全章(計20科目)について、星野さん

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(2020/10/12)