【社説】平壌でも見なかったというソウル光化門の在寅山城と鉄柵迷路(朝鮮日報日本語版)

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 光化門を徹底的に封鎖したその時刻に、全国の遊園地や山、ショッピングモールは連休を楽しむ市民で間違いなく混雑していた。遊園地では、入場待ちやアトラクション待ちの長い行列ができたが、来場者同士の距離確保は十分に守られていなかった。秋のハイキングを楽しむ市民たちは、マスクをきちんと着けていなかった。新型コロナウイルスが光化門にだけ存在し、反政府デモ隊だけを選んで感染・伝染するとでもいうのか。そう考えないのであれば、なぜこのような選択的対応ができるだろうか。  政府は、新型コロナ感染再拡大の責任を全て光復節の集会のせいにしたが、二つの間に明白な因果関係が認められてはいない。それにもかかわらず、軍事独裁に勝るとも劣らないやり方で集会を相次いで封鎖した。政権批判デモを「反社会的犯罪」とまで言い切った。歴代政権の警察の車壁については「民主主義を妨げる反憲法」と述べていた大統領だが、「在寅山城」については「警察が最善を尽くした」と賞賛した。防疫が完璧だったからではなく、政府批判をしっかり阻止したという意味で賞賛したのではないだろうか。同じように人が集まる場合でも、デモだけが新型コロナの感染リスクをはらんでいるかのように別の基準を持ち出す。「コロナ戒厳」「政治防疫」という批判を免れる道はない。

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(2020/10/12)