全日本大学駅伝登録選手発表 東海大、青学大、駒大が3強 注目は明大(スポーツ報知)
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学生3大駅伝の今季開幕戦となる全日本大学駅伝(11月1日、名古屋市熱田神宮西門前~三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前=8区間106・8キロ)の主催者は12日、出場25チームの登録選手16人を発表した。
前回優勝の東海大は、塩沢稀夕、名取燎太、西田壮志(いずれも4年)の「三羽がらす」が順当にメンバー入り。喜早駿介ら1年生が6人も名を連ねる一方で、主力の松崎咲人(2年)が外れた。
2年ぶり3度目の優勝を狙う青学大は、主将の神林勇太、エースの吉田圭太、主力の岩見秀哉、実質「5年生」の竹石尚人ら充実の4年生を軸として、近藤幸太郎(2年)、佐藤一世(1年)ら勢いのある下級生がメンバー入りした。前回の箱根駅伝2区で区間5位と好走した岸本大紀(2年)は故障から回復途上のため、全日本大学駅伝を回避し、箱根駅伝(来年1月2、3日)に向けて練習を積んでいる。
東海大、青学大とともに「3強」を目される駒大は、エース田沢廉(2年)を中心に小林歩(4年)、鈴木芽吹(1年)ら好調な選手を登録。その一方で、主将の神戸駿介(4年)、主力の小島海斗(4年)が外れた。
注目は明大。小袖英人(4年)、手島杏丞(3年)、鈴木聖人(3年)、加藤大誠(2年)を軸に3強に迫る力を蓄えつつある。
前回、初出場ながらいきなり4位と躍進した東京国際大は2人の強力なケニア人留学生を擁するが、前回の箱根駅伝3区で驚異的な区間新記録をマークしたヴィンセント(2年)が外れ、前回の全日本大学駅伝で最長の8区で区間賞を獲得したムセンビ(2年)だけが登録された。
例年であれば、学生3大駅伝開幕戦となる出雲駅伝が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止。変則的に今季の開幕戦となった全日本大学駅伝は感染拡大防止のため“新様式”で開催される。チームエントリーの選手登録は例年より3人増の16人。開会式、閉会式は実施されず、走り終えた選手の収容バスも例年のようにゴールには向かわず名古屋方面に戻るなど、あくまでレース本位の形で、駅伝ファン待望の開幕戦が行われる。