婚姻・離婚届も 加速する脱ハンコに静岡県民賛否両論(静岡放送(SBS))

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 脱ハンコの話題です。菅内閣は行政手続きにおけるハンコの廃止を進めています。静岡選出の上川陽子法務大臣は婚姻届や離婚届の押印についても廃止する方向で検討していることを明らかにしました。脱ハンコについてはさまざまな声が上がっています。 <上川陽子法務大臣>「婚姻届・離婚届の押印のことも含め、さまざまな行政手続きがあるので、そのオンライン化ということで検討を進めている」  先日、婚姻届と離婚届の押印の廃止を検討していることを明らかにした上川陽子法務大臣。現在、婚姻届と離婚届には夫と妻に加え、証人2人の押印が必要ですが、法務省はこれを廃止し、オンライン化を進めていくというのです。 <街の人>「寂しい。今までずっとハンコしか知らない。両方やったらどうですか?」「無いなら無いでいいんじゃないですか?」「婚姻届など大事なものは(押印は)必要なのかなと思う」  実際に婚姻届を提出する市役所を訪ねると、10月12日に婚姻届を出したばかりというカップルの姿が。 <婚姻届を提出したカップル>「婚姻届けのハンコを押す瞬間は緊張で手が震えた。印鑑を押した方が実感が湧く。印鑑無しだと物足りない。あった方がいいと思います」  私たち市民の手続きでも進みそうな「脱・ハンコ化」。 <川勝平太知事>「デジタル化を県庁をあげて進めていこうという中で、押印の廃止ができるものは進める」 <静岡市 田辺信宏市長>「行政デジタル化の一環でスピード感をもって議論を進めたい」  婚姻届や離婚届以外にも押印を見直す動きは広がりつつあります。 <静岡市総務課 落合樹主任主事>「(市民が)窓口で提出するような申請書について、押印の廃止を検討しています。これから全庁に、どのような書類に押印しているかの調査をして、押印廃止できるものを検討して、できるだけ押印を廃止していきたい」  こうした突然ともいえる激しい「脱ハンコ」の流れには、異を唱える人たちも。 <自民党・ハンコ議連 城内実会長代行>「拙速にハンコをなくし、デジタル化を進めることが社会にどういう影響を与えるのか。10万人と言われる業界の皆さまの立場にも立つ必要がある」  先日、自民党本部で開かれた「ハンコ議連」の総会には、国内有数のハンコの産地山梨県の知事も駆けつけ、”風評被害”を訴えました。 <山梨県 長崎幸太郎知事>「『押印の省略=ハンコの廃止』こういう短絡的

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(2020/10/12)