台風14号 伊豆の産廃土砂現場の川への影響は?(静岡県)(静岡放送(SBS))

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 10月10日、迷走した台風14号の動きに県内は振り回されました。産業廃棄物が混じった土砂が川に流出した問題を抱える伊豆の山中には、台風の影響はあったのでしょうか。 <増田剛記者>「柿木川の上流です。一見、水の濁りなど台風の影響はないように見えます」  12日、SBSのカメラは産業廃棄物が混じった土砂が川に流れ込んだ現地を取材しました。川の水には目立った影響はありませんでした。これは伊豆市が12日に行った現地調査の写真です。廃棄物や土砂の流出はなく、柿木川の水も以前のような濁りはなくなっていました。しかし、土砂の流出を防ぐため市が設けた5つの柵のうち、2つはすでに埋もれていました。 <フジ天城ゴルフ倶楽部 諏訪卓生支配人>「ゴルフ場にとって水は命」  こう話すのは、伊豆市の柿木川から水を引いていたゴルフ場の支配人です。伊豆市大平柿木地区では、宗教法人の敷地内から産業廃棄物が混じった土砂が狩野川の支流柿木川に流れ出し、狩野川の水質への影響も心配されています。伊豆市は宗教法人の敷地につながる道路を封鎖するなどさらなる産廃の持ち込みを防ぐ一方、諏訪さんのゴルフ場でも、今回の台風で新たに土砂や破棄物が流れださないか連日、確認していたとのことです。 <ゴルフ場のスタッフ>「だいぶきれいになりました。前回は1カ月ぐらい濁りが続いたけど」 <フジ天城ゴルフ倶楽部 諏訪卓生支配人>「川の汚れが戻らない限りは川からの取水はできない。井戸一本での(ゴルフ場の)運営は非常に厳しい」  市では引き続き、追加工事などで対応していくとしていますが、流域が住民が大雨や台風に気をもまずに過ごせる日はいつ来るのでしょうか。

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(2020/10/12)