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プロ志望届の提出が12日、締め切られた。この日までに高校生216人、大学生158人が公示された。高校生は「プロ志望高校生合同練習会」が実施されたこともあり、昨年（139人）よりも大幅に増加。大学生も昨年より50人増と、どちらも史上最多となった。提出者は、26日に開かれる「プロ野球ドラフト会議　supported　by　リポビタンD」の指名対象となる。社会人・独立リーグも含めた有力候補146人を紹介する。 　　　◇　　　◇　　　◇ 1位指名は、どれほど重複するか。先週初め、在京ベテランスカウトは「野手が欲しい球団は佐藤、投手が欲しい球団は早川。5ずつぐらいか。競合を避ける球団が木沢、入江、中森、山下など」と読んでいた。 左の大砲の近大・佐藤輝明内野手（4年＝仁川学院）と、最速155キロ左腕の早大・早川隆久投手（4年＝木更津総合）で人気が二分されそうだ。一本釣り狙いなら、最速155キロ右腕の慶大・木沢尚文投手（4年＝慶応）同153キロ右腕の明大・入江大生投手（4年＝作新学院）、高校生では、甲子園を沸かせた明石商（兵庫）・中森俊介投手（3年）最速153キロ右腕の福岡大大濠・山下舜平大投手（3年）を挙げた。 ところが、ほどなくして状況が変わった。進学濃厚とみられていた中京大中京（愛知）・高橋宏斗投手（3年）が一転、プロ志望を表明した。世代トップの声もあり、将来性は無限大。佐藤や早川から高橋にシフトする球団が出る可能性は十分ある。既に、地元中日が再考を示唆。例年のことだが、ドラフト当日まで球団同士の読み合いは続く。 他にも、1位候補に挙がる好投手は多い。苫小牧駒大・伊藤大海投手（4年＝駒大苫小牧）法大・鈴木昭汰投手（4年＝常総学院）日体大・森博人投手（4年＝豊川）トヨタ自動車・栗林良吏投手（24＝名城大）。高校生では、最速152キロ右腕の智弁和歌山・小林樹斗投手（3年）が成長著しい。野手では、中大・牧秀悟内野手（4年＝松本第一）が打てる二塁手として人気がある。【古川真弥】 ◆プロ志望届　プロ入りを希望する高校生、大学生に提出が義務づけられている。高校生は04年に制度化され、提出期間は、例年は夏の甲子園終了翌日からドラフト会議2週間前。今年は、提出者を対象に「プロ志望高校生合同練習会」が開かれたため、8月1日から受け付けた。提出者は日本高野連、全日本大学野球連盟のホ

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(2020/10/12)