「魔術師」鎌田大地が次戦へ闘志「できることやる」(日刊スポーツ)

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オランダ遠征中の日本代表(FIFAランク28位)は13日、コートジボワール代表(FIFAランク60位)との国際親善試合に臨む。先発出場が期待されるMF鎌田大地(24=アイントラハト・フランクフルト)は昨季クラブで急成長。自在なプレーで「魔術師」とも称された男が、攻守両面での貢献を誓った。9日のカメルーン戦ではスコアレスドローに終わっただけに、今年の森保ジャパン初ゴールを奪っての勝利を目指す。     ◇    ◇    ◇ 上昇気流に乗る24歳は試合前日も変わらず、ひょうひょうとした涼しい顔だった。練習前のオンライン取材に「監督が僕をチョイスするなら、できることをやる」と言い切った。任されたポジションで結果を残すだけ。胸の内には秘めた闘志がある。 昨季はEフランクフルトで公式戦48試合に出場し、10得点7アシスト。日本代表がオール欧州組となった中でも目を引く数字を残した。「中盤の選手だけど得点に絡めたり、アシストができたりというのを意識している」。細身の体で変幻自在にDFを翻弄(ほんろう)する姿を、クラブの公式サイトは「魔術師」と紹介した。理想とするのは、ベルギー代表MFデブルイネのような万能型MFだ。 カメルーン戦では後半途中から2列目の位置で出場した。「時間がたつほど良くなっていく感覚はある。1トップと2シャドーでうまく崩してチャンスを作っていくのが大事になる」と、よりゴールに近い位置でプレーする手応えを得た。コートジボワール戦を再び3バックで臨んだ場合、シャドーの相棒はMF南野やMF久保が考えられる。中でも個での打開力を持つ久保との連係は、ゴールをこじ開ける魅惑のトリックとなりそうだ。 FWの柱・大迫が不在となる一戦で、攻撃陣にかかる期待と重圧は大きい。「ボランチから前ならどこでもやれる」と言う頼もしきマジシャンが、2020年の初ゴールと初勝利を奪いにかかる。【岡崎悠利】

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(2020/10/12)