「道の駅」は旅の“通過点”から“拠点”へ! 積水ハウス×マリオットがホテル併設の「Trip Base」始動(オーヴォ)

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 コロナ禍で外出自粛が続き、「そろそろ旅に出たい」と思っている人が多いのではないだろうか。政府の観光支援事業「Go To トラベル」が始まり、観光地に人出が戻りつつあるようだ。ただ、人混みへの不安が拭い切れないという心理が根強いのも実情だろう。  そんな中で注目されるのが「道の駅」だ。マイカーで行けるため安心感があり、買い物も楽しめるとあって、従来の「旅行帰りに休憩したり、土産物を買ったりする場所」から一転、道の駅が目的地となる旅も増えてきた。そしてこの度、そこに新たなコンセプトが加わった――。  積水ハウス(大阪市)と世界的ホテルチェーン、マリオット・インターナショナル(米メリーランド州)が展開する地方創生事業「Trip Base(トリップベース) 道の駅プロジェクト」。道の駅にホテルを併設し、そこを拠点に「地域の知られざる魅力を渡り歩く旅」という新しい旅の提案だ。  2020年10月から年内に4府県8カ所でホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット」を順次開業し、2025年には25道府県で約3,000室に拡大する計画。第1弾が10月6日、岐阜県内2カ所(美濃加茂市、美濃市)にオープン。10月7日は3カ所目となる「フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮」が宇都宮市の道の駅「ろまんちっく村」に開業し、オープニングセレモニーが開かれた。  「Trip Base 道の駅プロジェクト」は、ビジネスホテルでもなく、リゾートホテルでもない。「ロードサイド型」のホテルだ。セレモニーで積水ハウスの石井徹・取締役専務執行役員は「ポイントは三つある」と強調した。一つは、道の駅にホテルを隣接したことで地域活性化を狙うこと。ホテルは宿泊特化型で、レストランはなく、食事は道の駅にある飲食施設か地域に出掛けることになり「旅行者と地域との交流が増える」という。部屋にはシャワーのみで、風呂は道の駅の温泉施設を利用するというスタイルだ。 石井氏は「二つ目は、知られざる魅力スポットを巡る新しい旅のスタイル。三つ目は、県や市、パートナー企業との連携だ」と事業の意義について説明した。“旅の通過点”だった道の駅を“旅の拠点”にするのが最大の特徴といえる。 「ろまんちっく村」は東北自動車道・宇都宮インターから約5分。46ヘクタール(東京ドーム10個分)の敷地に農産物販売所や飲食店だけで

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(2020/10/12)