“一刀両断”の張本氏が沈黙のワケ ロッテに必要以上のプレッシャーかけたくない?(夕刊フジ)

【リンク先抜粋】
 【江尻良文の快説・怪説】  11日、TBSテレビ系で放送されたサンデーモーニングの名物コーナー「週刊ご意見番」の張本勲氏。最近歯切れが悪いと言われるように、今回も注目発言なし。これまで本音の一刀両断発言がセールスポイントだったのに、突然の豹変。その裏事情は? 【写真】ロッテ入団時、山内一弘監督(右)、松井社長(左)の歓迎に満面の笑みの張本氏  「今年の日本人メジャーリーガーはダルビッシュ以外は全員ダメだ」。こんなダメ出し以来、波紋を広げるようなご意見番らしい核心発言は飛び出していない。  この日も司会の関口宏から「前々からハリさんは今年のパ・リーグはロッテが面白いと言ってましたが」と、水を向けられても今一つ乗らない。  激しいパ・リーグ首位攻防戦の直接対決ソフトバンク対ロッテ(ペイペイドーム)の最中。話題としてタイムリーだった。が、ご意見番らしい独自な注目発言は飛び出さなかった。  「最後までもつれると思いますよ」、「ロッテはあと23試合だけども、ちょっと心配なのはコロナが出ているでしょう。その動揺が」。  開幕前のペナントレース予想でも評論家諸氏からも全くノーマーク状態だったロッテを、パ・リーグのダークホースとズバリ予想。見事に的中させただけに、自画自賛しても誰も反論できないだろう。  それなのに、あえて沈黙を保っているのはなぜか。15年ぶりのリーグ優勝を目指すロッテは、日本一の“安打製造機”を自負する張本氏にとっては特別な球団だ。  単なるOBというだけではない。前人未到の輝かしい日本プロ野球界最多の通算3085安打を達成したチームだからだ。  それも、「カネさん(金田正一氏)が巨人に移籍して400勝という大記録を達成したように、ハリさんも移籍した巨人で通算3000本安打記録を作りたかったはず」と球界OB、関係者が口をそろえる。  が、巨人から出され、当時のロッテ・重光武雄オーナー(故人)が「ロッテで3000本安打の日本記録を作ればいい」と招いてくれた経緯がある。張本氏にとってロッテは特別な恩あるチームなのだ。  それだけに、ダークホース予想が見事的中しても必要以上にロッテにプレッシャーをかけるようなことをしたくないのだろう。が、この日の首位攻防戦第3戦に連敗して1勝2敗で首位ソフトバンクとは2差がついた。  さて、最終的にロッテが見

続きはこちら

(2020/10/12)