中国新車販売、9月は日系大手全社がプラス(産経新聞)

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 【北京=三塚聖平】日系自動車大手4社の中国市場における9月の新車販売台数が12日、出そろった。新型コロナウイルスによる打撃からの回復が続き、トヨタ自動車など全社で前年実績を上回った。欧米など海外市場の低迷が続く中で各国メーカーが中国市場の強化を進めるが、ブランドイメージが良好な日系の好調が目立っている。  とりわけ好調だったのはトヨタで、前年同月比25・3%増の17万9400台だった。主力車「カローラ」や、スポーツ用多目的車(SUV)「RAV4」などの好調が牽引(けんいん)し、6カ月連続で前年実績を上回った。  ホンダは22・3%増の16万8872台だった。8月末にフルモデルチェンジした小型車「フィット」や、スポーツ用多目的車(SUV)「ブリーズ」などの好調が寄与し、3カ月連続で前年実績を上回った。ホンダは、7~9月の3カ月連続で単月の過去最高台数を更新している。  日産自動車は5・1%増の14万1595台だった。乗用車と小型商用車の販売好調が牽引し、2カ月ぶりにプラスに転じた。8月は2・4%減で5カ月ぶりのマイナスだったが、9月はセダン型の「シルフィ」や、スポーツ用多目的車(SUV)の販売が伸びた。シルフィは、9月の月間販売台数の記録を更新したという。中国政府主導で進む経済活動再開を受けて好調が続く小型商用車は12・8%増だった。  マツダも1・5%増の2万922台で、2カ月ぶりにプラスに転じている。5月下旬に中国で市場投入した小型SUV「CX-30」の販売が伸びてきている。  中国の自動車市場では、日系とドイツ系がシェアを伸ばしている。品質に定評がある日系ブランドは下取り価格が高いといい、それが販売増に一役買っていると指摘される。

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(2020/10/12)