【米大統領選2020】 ファウチ博士、自分の発言をトランプ陣営がわい曲と主張(BBC News)

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米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は11日、自分の発言が意味を変えてトランプ陣営に大統領選の選挙広告として使われていると発言した。 トランプ陣営の広告では、ファウチ博士は新型コロナウイルスとの闘いで「これ以上のことを誰かができるとはとても思わない」と、ドナルド・トランプ大統領について発言しているかのように見える。 しかし、ファウチ氏はトランプ氏ではなく、自分や感染対策の当局者について話していた。 ファウチ博士はAFP通信に対して、「約50年間にわたり公務員として働いてきたが、一度も特定の候補者を公に支持したことはない」と声明を送った。 「共和党の選挙広告で私の許可なく私の発言だとして使われたものは、数カ月前に私が連邦医療当局の対応について一般論として発言したもので、文脈を無視して使われている」と、博士は説明した。 30秒の広告は、「トランプ大統領はコロナウイルスから回復しつつある。アメリカもだ」と宣言した後、ファウチ博士が発言する映像を流す。 しかし、今年3月にフォックス・ニュースのインタビューで博士が発言した際の実際の映像を見ると、ファウチ氏は「私はこのことにほとんど全ての時間を使っている。毎日のようにホワイトハウスでタスクフォースといる。毎日だ。なので、どういう状況だろうと、これ以上のことを誰かができるとはとても思わない」と述べていた。 ファウチ博士の反論について、トランプ選対のティム・ムルトー広報担当は、「これはファウチ博士自身の言葉だ。ビデオは全国的に放送されたテレビインタビューで、そこでファウチ博士はトランプ政権の取り組みを称賛していた。使われた言葉は正確で、ファウチ博士の口から直接出たものだ」と述べた。 トランプ大統領もこの選挙広告を擁護し、「確かにファウチ博士自身の言葉だ。我々は『見事な』対応をした。一部の知事もそう言っている」とツイートした。 感染症対策の専門家として米政府の新型ウイルス対策に大きく関わってきたファウチ氏は9日には、ホワイトハウスでの式典が「スーパースプレッダー・イベント」だったのは明らかだと発言し、ホワイトハウスの感染対策を批判していた。9月26日にホワイトハウスで行われた最高裁判事候補の指名式典の出席者の内、少なくとも11人の感染が発覚している。 ファウチ博士は以前から、感染予

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(2020/10/12)