松本弥生(女子自由形)貫禄V 高橋航太郎(男子平泳ぎ)手応え 静岡招待スプリント水泳(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)

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 岩崎恭子CUP2020第34回静岡招待スプリント選手権水泳大会(静岡県水泳連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)が11日、県富士水泳場で開かれた。全種目50メートルで行われ、女子自由形は松本弥生(XFLAG、飛龍高出)が25秒96で優勝、鈴木月渚(東部SS)が26秒18の県中学新記録で2位に入った。  男子平泳ぎは高橋航太郎(自衛隊、静岡東高出)が28秒48で制し、藤森丈晴(ミキハウス、飛龍高出)は2位だった。松本周也(中京大、伊東高出)は自由形が23秒23、バタフライが24秒65で2冠を獲得。背泳ぎは長谷川純矢(ミキハウス、島田高出)が25秒46で頂点に立った。  ■ベテラン松本 4年ぶり栄冠  女子50メートル自由形はロンドン、リオデジャネイロ五輪を経験した松本が貫禄の泳ぎを見せた。序盤はやや出遅れたものの、中盤以降スピードに乗った。自己記録には及ばなかったが、25秒96で4年ぶり5度目の大会制覇。3月に30歳を迎えたベテランは今季初レースを「いい出だしになった」と振り返った。  コロナ禍で本格的にプールでの練習を再開したのは6月。無理が利いた20代と比べ、疲労の回復具合が遅くなったと感じている。「年齢的にもゆっくり始めた」。1日に泳ぐ距離も学生時代の半分程度に落とし自分のペースで始動した。  リオ五輪後に一時引退を表明。約2年間の休養期間があったが、東京五輪出場を目指し、2018年に現役復帰した。白血病からの復活を目指す池江(日大)が日本学生選手権に出場した姿にも刺激を受けている。「うれしいが、来年4月(の日本選手権)に出てきたら怖い存在になる」。池江の復帰を歓迎しながらも、400メートルリレーで東京五輪を目指す姿勢は変わらない。  ■3種目5レース出場 高橋「感覚戻ってきた」  昨夏の世界選手権男子800メートルリレー日本代表の高橋は3種目5レースを泳ぎ、「体力や感覚が徐々に戻ってきた」と手応えを口にした。専門の自由形は2位だったが、9月の県選手権後から1日1万5千メートルを泳ぎ込んだ成果に納得していた。  県選手権は7カ月ぶりの実戦で思うように体が動かなかった。今大会までの3週間は距離をこなす練習に専念し、乱れていたフォームを修正。不慣れな50メートルのレースでも「内容は悪くなかった」と振り返った。  「高校時代は雲の上の存在だった」

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(2020/10/12)