【特別企画】勇人が飛んだ…カメラマンが選んだ「坂本勇人のベストショット」(スポーツ報知)
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巨人・坂本勇人内野手(31)が通算2000安打達成まであと「25」に迫っている。スポーツ報知では、カメラマンが選んだ「勇人のベストショット」を全10回でお届けする。
第5回は池内雅彦カメラマンが撮影した、「勇人が飛んだ」。
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2015年、2位でリーグ戦を終えた巨人はクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージで阪神と対戦した。
1勝1敗で迎えた10月12日の第3戦(東京ドーム)、2点リードの6回1死一、三塁。追加点の好機で打席には長野久義選手が入り、三塁走者は坂本勇人選手だった。打者にレンズを向けているとワンバウンドしたボールを捕手・梅野隆太郎選手が一塁方向へはじいたのが見えた。
すぐさま坂本選手に目をやると既に本塁へ向け突進していた。ファインダーに捉え慎重にピントを合わせ追い続けると、ホームベース4メートル以上手前から果敢にヘッドスライディング。まさに宙を飛んでいた。
一瞬の隙も逃さない気迫溢れるプレーだった。(池内 雅彦)