任命見送り手続き「適法」 推薦名簿は参考資料で添付 加藤長官(産経新聞)

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 加藤勝信官房長官は12日午前の記者会見で、日本学術会議の会員候補任命見送りは違法との指摘が出ていることについて「適法に行われたと承知している」と反論した。菅義偉(すが・よしひで)首相が決裁する前に、今回の任命に関する考え方を説明していたと明らかにした。  菅首相は9日の内閣記者会のインタビューで、学術会議から示された推薦名簿について「推薦段階の名簿は見ていない」と答えた。これについて加藤氏は記者会見で「決裁文書には推薦名簿は参考資料として添付されているが、参考資料までは詳しくは見ていなかったということを指されているんだろう」と説明した。

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(2020/10/12)