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後を絶たないニセ電話詐欺による被害を防ごうと、警察の啓発運動が始まりました。 福岡市早良区の早良警察署で「ニセ電話詐欺被害ゼロ作戦」の開始式が開かれ、宮原修署長が「ニセ電話詐欺撲滅のため、力を合わせて取り組む」と訓示しました。 早良警察署が管轄する早良区と城南区では、今年に入って8月までに、ニセ電話詐欺が21件起きていて、県内でワーストとなっています。 特に被害者の9割が65歳以上の高齢者で、12日は被害に遭いそうになった88歳の女性が状況を話しました。 先月、金融機関の店長を名乗る男から電話があり、「通帳の切り替えをしているので、担当に渡して下さい」などと言われたということです。 警察は午後から高齢者の世帯を中心に戸別訪問し、注意を呼びかけることにしています。

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(2020/10/12)