巨人戸郷5敗目で新人王に暗雲…本人以上に球団がガッカリのワケ(日刊ゲンダイDIGITAL)

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 巨人の戸郷翔征(20)が5敗目(8勝)を喫した。  11日の中日戦に先発。四、六回にいずれも高橋に適時打を浴び、6回4安打2失点だった。 「新人王」を争う広島のルーキー森下暢仁(23=明大)が10日のヤクルト戦で8勝目(3敗)を挙げていた。追い付かれた戸郷としては、再び引き離したい試合だったが、痛い1敗となり、「1点が重い展開だったので、もっと粘らなければいけなかった」と反省した。  勝利数は並んでいるが防御率は戸郷が2・76、森下が2・28。投球回数は戸郷が84回3分の2で規定に届いておらず、森下は98回3分の2でクリアしている。奪三振数も戸郷は85、森下は104。主な成績は全てライバルが上回っている。  巨人のタイトル争いは、13連勝中のエース菅野が主要部門総なめ、主砲・岡本はリーグトップタイの本塁打、同トップを走る打点の2冠の可能性がある。それより球団は、戸郷の新人王獲得にこだわっているそうだ。大塚球団副代表が「これからは育成に舵を切る」と公言している方針が強調できるからだ。 「戸郷はドラフト6位入団の高卒2年目。球団はこのオフにFAなどで大補強を敢行する可能性がある。それでも『育成の巨人』をチーム内外にアピールするために、戸郷の新人王獲得は必要不可欠。巨人は投票権を持つ担当記者の数が多く、リーグ優勝に貢献したという点で、最下位争いの広島より有利。一時は2勝差をつけて『当確』ランプがともっていたのですが……」(チーム関係者)  巨人は残り25試合。先発機会は4度あるとみられる。リーグ優勝は目前でも、こちらは雲行きが怪しくなってきた。

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(2020/10/12)