子どもに「うるさい」と言われたら…思春期の子どもとの上手な接し方(ベネッセ 教育情報サイト)

【リンク先抜粋】
思春期は、子どもが大人になる成長の過程で必ず通る道です。身体が一気に大人へと変わるのに、精神の成長はまだ子どものままなど、変化に戸惑い不安定になりやすい思春期。 またこの時期は、親より友人を優先するようになってきたり、客観的視点が身につき始めることで、何かと悩むことが増えるのも特徴です。 客観的な視点が身につくことで、親に対しても批判的な態度をとるようになってきます。それが親に対する「うるさい」という態度になるのです。自立心も芽生えて干渉を嫌がりますが、かといって放任だと見捨てられたと思ってしまうなど、矛盾した言動も。そんな複雑な時期の親として心構えとしては ・「思春期だから」と理解して認めること ・子どもの意思を尊重すること ・心の余裕を持って受け入れること 思春期の子どもを親が、「困った子」ととらえるのではなく、「自分の成長の糧を与えてくれる子」ととらえることで考え方や見方も変わってくると思います。なかなか思春期の反抗的な子どものことを「自分の成長の糧を与えてくれる」ととらえられる保護者のかたは少ないと思いますが、そういう「心の余裕」があれば、子どもも安心して心を開けるもの。親に心の余裕がないと子どももラクになれません。心の余裕をもって、接してあげられるとよいですね。 思春期に、「うるさい」などと言うのは自分の意見を主張していること。これがないということは、自分の意思をはっきりと示せず、他人の評価を気にする大人になるかもしれない、ということです。思春期がないまま親に従う子どもは、そのときはおとなしくていいと思えるかもしれません。でも、それでは大人になってからの自立が難しくなる可能性があるのです。難しい時期ではありますが、きちんと大人に向かって成長しているので、とても喜ばしいことと考えて、見守ってあげましょう。

続きはこちら

(2020/10/11)