AIが予測した「指名手配」今の顔を公開…“写真加工アプリ”との違いを聞いた(FNNプライムオンライン)

【リンク先抜粋】
――AIで指名手配被疑者の予想画像を作ろうと思ったきっかけは? 様々な写真加工アプリに代表されるように、画像解析・生成技術は身近なものになりました。 その裏側にあるAI技術をもっと社会的意義のあることに活用できないか、そう考えたのがこのプロジェクトの始まりです。 企画の概要をご提案、賛同をいただいた上で、被疑者写真や被疑者情報の提供にご協力いただいたほか、皆様から広く情報提供して頂くためにはどのような内容を発信することが適当かについて調整してきました。   ――人間が書く想像図とAIは何が違う? 本プロジェクトではAIが数万枚の画像を学習し、人の老化傾向などを捉え表現しております。 人の主観などではなく、「統計的に生成結果のように老化する可能性が高い」と言えると考えています。 ですので厳密には今回のプロジェクトは「老化加工した」ではなく、「老化した姿を生成した」という表現になります。   ――老化加工画像を作るスマホアプリとは何が違う? 既存の写真加工アプリの多くは、人間が今まで行ってきたシワを消したり、肌を明るくしたりなどの画像修正・加工技術を元にしていますが、今回のAIに関しては数万枚の画像から特徴を学習し、AIが「ゼロから生成」した画像になります。   ――この5名に絞ったのはなぜ? 今回の対象となっている5名については、警察庁指定重要指名手配被疑者のうち、捜査特別報奨金や懸賞金の掛かっている被疑者であり、特に情報を広く求めているものであるため、選出いたしました。   ――他の被疑者の予想画像を公開する予定は? 現状は未定ですが、本プロジェクトの効果、反響を見て検討して参ります。   ――被疑者の「想像図」はこれからどうなる? AIアルゴリズムの進歩による予測精度の向上、表情・角度の変化、動画・3D化など、さらなる発展は考えられます。 プロジェクト「TEHAI」の実施期間は12月31日までとなっている。 「統計的に生成結果のように老化する可能性が高い」と担当者は自信を見せたが、AIを活用する新たな試みが被疑者の検挙につながることを期待したい。  

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(2020/10/11)