楽天滝中、初勝利もらたした高校時代と同じ“覚悟”(日刊スポーツ)

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<とっておきメモ> 8年前の2012年7月、皇子山での滋賀大会に「湖国の快腕」と注目される投手を見に行った。高島の3年生エースが滝中だった。1回戦で長浜農を2安打9三振無四球に封じ、3-0の完封勝利。驚いたのは9回全107球中、使った変化球はカーブ1球という直球へのこだわりだった。 【写真】プロ初勝利を挙げた楽天滝中。右は高校時代のフォーム カーブ以外にもスライダー、チェンジアップを投げた。その持ち球を封印。106球直球勝負をかけた。「真っすぐには自信があります。自信のある球で、いいスタートを切りたかった」と、完封勝利後に明かした。近江や滋賀学園などの強豪私学が覇権を争う滋賀で、チームを勝利に導くためのエースの覚悟が、投球にも言葉にもにじんだ。 甲子園には届かなかったが、高校時代からスカウトに注目された右腕はこの日、プロで勝利投手となった。高校最後の夏の初戦、唯一投げたカーブが時を経て磨かれ、初勝利を支えた。ただ何よりの力は、試合を作り、チームを勝利に導く覚悟だったと思う。【元アマ野球担当 堀まどか】

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(2020/10/11)