正恩氏の妻 9か月間姿見せず=軍事パレードにも不参加(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】北朝鮮のファーストレディー、李雪主(リ・ソルジュ)氏が10日の朝鮮労働党創建75周年の閲兵式(軍事パレード)に出席せず、9か月間公の場に姿を現さずにいる。  朝鮮中央テレビや労働新聞など、北朝鮮メディアの報道を分析すると、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の妻の李氏は軍事パレードに出席していないようだ。前回の2018年の軍事パレードには出席していた。  今年は75年という区切りの記念日であるため、出席する可能性が高いとみられていた。しかし、李氏は姿を確認できなかった。  公の場で李氏の姿が確認されたのは今年1月25日に平壌の三池淵劇場で行われた旧正月の記念公演が最後だった。それ以降、北朝鮮メディアから李氏の写真や映像、記事など、関連ニュースは出ていない。  李氏はこれまでの北朝鮮最高指導者の妻とは異なり、公の場に同席するなどして親しみやすい「ファーストレディーぶり」を見せてきた。それだけに長期間にわたり、姿を消していることに注目が集まる。  背景としては新型コロナウイルスに対する懸念や妊娠・出産の可能性が考えられる。李氏は2016年にも9か月間姿を現さず、当時も妊娠・出産説が提起されていた。

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(2020/10/11)