新潟明訓・柳下8回崩れ敗戦「調子良すぎるくらい」(日刊スポーツ)
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<高校野球秋季北信越大会:敦賀気比7-4新潟明訓>◇11日◇準々決勝◇魚津桃山運動公園野球場
【写真】7回まで1安打で力投した新潟明訓・柳下
新潟明訓(新潟2位)は敦賀気比(福井1位)と延長10回にもつれ込む接戦の末、4-7で力尽きた。先発の柳下祐希投手(2年)は7回まで被安打1の好投を見せたが8回に3失点して降板した。準決勝は17日に富山市民球場で行われ、勝てば北信越2枠のセンバツ出場がほぼ決まる。
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新潟明訓の先発・柳下は7回まで敦賀気比打線を被安打1の無失点に抑える力投だった。「調子が良すぎるくらいだった」。前日10日、小松大谷戦で5回2/3、97球を投げていたがトレーナーに足を中心にメンテナンスしてもらい連投に備えた。カットボールとカーブを駆使し、1四球と制球も安定。ただ勝利も見えてきた終盤、強豪打線に圧倒されてもいた。
「悪い状態で、(2番手)飯浜に渡してしまった」。3-0とリードし迎えた8回。4安打を集中される。1点を返され、なお2死二、三塁とピンチを広げ、降板した。味方打線も粘り、試合は延長戦にもつれたが最後は力尽きた。
チームで「強くなろう」をテーマに挑んだ秋季大会。「初ベンチ、初先発と初めてのことが多い大会だったがストレートが投げ込めるようになった」と自身の成長に手応えはあった。「今後は投げきる力と体力をつけ、体全体でピッチングできるように日々研究していきたい」。【飯嶋聡美】