「人類共通の表情はたった7つ」微表情研究の世界的権威が語ったこと(HARBOR BUSINESS Online)

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Q.表情を観察することは、声や身体など他のボディーランゲージに比べ、どんな点で優れていますか?  コミュニケーションは、もちろん、言葉があり、表情があり、姿勢があり、ジェスチャーなど様々な身体動作があり、こうした全てのチャンネルによるシグナルとメッセージを「トータル・コミュニケーション・パッケージ」、TCPと私は呼んでいます。  TCPに対する貢献度を研究すると、非言語行動の中では表情に情報が最も多く含まれており、次いで、声とジェスチャーが引き分け、同じ情報量だということがわかっています。  例えば、ウソや感情を推測するとき、表情は約70%、声とジェスチャーは各々約10%、その他は約10%のパーセンテージで貢献してくれます。したがって、表情に注目することが重要なのです。  しかし、表情が全てというわけではありませんので、コミュニケーションを総体的にとらえることが大切です。 Q.万国共通の表情にはどんな種類がありますか?  表情だけですと、怒り、軽蔑、嫌悪、恐れ、喜び、悲しみ、驚きの7つです。  しかし、表情とジェスチャー、表情と身体動作、表情と姿勢とを組み合わせると、万国共通の感情は、恥、羞恥、誇り、歓喜など他にもいくつかあります。  進化の点から考えると、生存するために、対人距離が近くないと伝わらない感情もあれば、遠くからでも伝わる感情があります。前者が主に表情で、後者が表情+その他になります。  一方、怒り一つとっても、怒り表情を構成する顔面筋のコンビネーションには、顔全体に表れるものもあれば、顔の上下どちらかに部分的に表れるものもあり、いくらかのバリエーションがあります。  また、その顔面筋の強度も様々です。そのバリエーションが、怒り、激怒、イライラ、憤りなどに対応するでしょう。  したがって、万国共通の7表情と言っても、7つの感情しかないわけではなく、代表的な感情のカテゴリーが7つあり、その中に様々な分岐があるのです。

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(2020/10/10)