タイトル100期を目指す羽生善治九段が開幕局で豊島将之竜王の超急戦策に敗れる 竜王戦第1局(スポーツ報知)
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将棋の豊島将之竜王(30)=叡王=に羽生善治九段(50)が挑戦する第33期竜王戦7番勝負の第1局が10日、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂で9日から指し継がれ、後手の豊島竜王が先勝した。タイトル獲得通算100期を目指す羽生九段は黒星スタートとなった。
1日目の序盤から豊島竜王が超急戦を仕掛け、羽生九段も激しい順で応じた開幕局。互いに居玉(王将を初形の位置から動かさない状態)のまま戦い続ける異例の展開となったが、2日目の再開時から徐々に豊島竜王がリードを奪い、そのまま勝ち切った。
先月27日に50歳になった羽生九段は史上4人目の50代挑戦者となった今シリーズで大偉業を狙う。一方、対藤井聡太2冠(18)=王位、棋聖=戦で6戦全勝と圧倒して話題になった豊島竜王は、自身初のタイトル防衛を目指す。
第2局は22~23日に名古屋市で行われる。