10度目の正直!札幌がルーキー金子拓郎の2発でJ1ホーム通算50勝をついに“聖地”で飾る!湘南は5戦ぶり得点も…(SOCCER DIGEST Web)
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J1リーグは10月10日、各地で第21節の9試合を開催。札幌厚別公園競技場では、北海道コンサドーレ札幌対湘南ベルマーレの一戦が行なわれた。
4戦勝ちなしで15位の札幌と、4連敗中で最下位の湘南という、5戦ぶりの勝利で下位脱却を目指すチーム同士の対戦となったこのカード。
立ち上がり攻勢をかけたのは、連敗脱出と5戦ぶりの得点を狙う湘南。2分には右サイド岡本拓也のクロスにタリクがヘディングシュート。しっかり枠をとらえるも、2mの長身GK中野小次郎がファインセーブ。さらに12分にはペナルティエリア中央に侵入し、再びタリクが左足でグラウンダーのシュートを放つが、ここも相手DFのブロックに遭い、枠を外れる。
一方、ホームの札幌はパスが上手く繋がらず、攻撃の形を作り切れない。
そして雨が降り出した中盤以降は、ともにチャンスを作れず、シュートまで持ち込めない時間が長く続く。
そのなかで36分、湘南の久々のシュートが沈黙の続いた試合を動かす。
細かくパスを繋ぎ、最後は松田天馬から金子大毅がフリーで受けると、やや距離のある位置だったが右足を振り抜く。するとボールは見事なカーブを描き、ゴール左に吸い込まれた。金子大の今季初ゴールはチーム5試合ぶりのゴールとなり、アウェーチームが先制に成功する。
それでも42分、札幌もすぐさま反撃。ルーカス・フェルナンデスが放ったシュートのこぼれ球をペナルティエリア手前から田中駿汰がダイレクトでシュート。これをゴール前で金子拓郎が触り軌道を変え、ゴールネットを揺らした。
勢いに乗ったホームチームは続けて、45+2分。CKの流れからアンデルソン・ロペスがボレーシュート。枠をとらえていたが、ゴールライン上でカバーに入った茨田陽生の決死のクリアに遭い、惜しくも逆転とはならない。
前半は1-1で折り返す。
雨の上がった後半、追いついた札幌の勢いは継続。前半は見せ場を作れなかった左サイドの菅大輝らを起点に攻め込む。
すると55分、金子拓がスピードに乗ったドリブルで長い距離を駆け上がり、ペナルティエリアに内に進入。そのまま左足でシュートを放つと、対峙した相手DFの股を抜けゴール左に決まる。札幌が逆転し、この試合初めてリードを奪う。
対してまずは追いつきたい湘南だが、俄然勢いを増す相手に守備に追われる場面が多く、反