1980年代アイドルを語るバー その名も「レッツゴーヤング」(産経新聞)

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 松田聖子、中森明菜、田原俊彦…。きら星のごとくスターがそろっていた1980年代アイドルを語らうバー「レッツゴーヤング」が9月、福井市にオープンした。店内はレコードジャケット、ダイヤル式電話機、ラジカセ、カラーボックスで彩られ、80年代当時にタイムスリップした気分に。ジュークボックスで思い出の一曲をかけながら、青春時代に思いをはせてはいかが? 【写真】「レッツゴーヤング」のジュークボックスで思い出の一曲を  ■「ヒットスタジオ」から引き継ぐ  店に入りすぐ目に留まるのがジュークボックス。独ワーリッツァー社製で製造は1978年。70~80年代を中心にシングルレコード60枚以上が収められ、1曲100円でかけられる。店主の松成由美さん(48)は「予定通りに開店したら、このジュークボックスはここにはなかったかもしれません」と話す。  レッツゴーヤングは今年5月開店の計画だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、9月に延期していた。その間、新潟市の居酒屋「ヒットスタジオ」にあったジュークボックスを引き継いだのだ。  ヒットスタジオは、松成さんがちょうど店を持ちたいと考え始めた昨春、友人に誘われて訪れた店。「昭和歌謡曲酒場」を掲げた70~80年代の歌謡曲をテーマにした店で、ジュークボックスでかかる曲で店内は活気にあふれていた。  だが、コロナの影響も重なり、ヒットスタジオが閉店を決めたと知り、SNSを通じ店主に連絡。ジュークボックスの買い取りを申し出ると快諾され、ソファや椅子など備品なども継承することになった。  ■歌番組から命名  昭和歌謡を掲げた飲食店は多くあるが、年代は幅広い。細分化している店があっても60年代後半のグループサウンズ、70年代のフォークソングを取り扱っているところばかり。子供心をときめかせた「80年代アイドル」メインの店をあまり見かけず、松田聖子さんの大ファンだという松成さんは不満だった。  そこで、自分で店を開くことを思い立つ。前後して、知人から空きテナントに店を持たないかという誘いが重なった。11年間勤務した「ふくい市民国際交流協会」(福井市)を辞め、初めて飲食業に飛び込んだ。  店名は、小学生だった松成さんが毎週日曜の放送を心待ちにしたNHKの歌番組「レッツゴーヤング」にちなんで名付けることにした。  ■夢は「お忍びで…」

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(2020/10/10)