羽生九段、52手で投了 タイトル100期に黒星スタート 竜王戦第1局(産経新聞)

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 将棋の羽生善治九段(50)が豊島将之(とよしま・まさゆき)竜王(30)=叡王(えいおう)=に挑戦する第33期竜王戦七番勝負の第1局が9、10の両日、東京都渋谷区で指され、後手の豊島竜王が52手の短手数で勝ち、初防衛に向けて好スタートを切った。竜王戦で前人未到の獲得タイトル通算100期を目指す羽生九段は先手番を生かせず、初戦を落とした。 【写真】感想戦で対局を振り返る羽生善治九段  2日にわたって行われた対局は豊島竜王の仕掛けで1日目から一気に急戦となり、終盤に突入。2日目に入り、ペースを握った豊島竜王が激しい攻めで優位を築き、寄せ切った。  終局後、豊島竜王は「激しい戦いで難しい将棋だった。第2局以降は先後が決まっているのでしっかり準備していきたい」、羽生九段は「駒がぶつかったところでいくつか分岐があり、選択に問題があったかもしれない。(第2局は)気持ちを新たに頑張りたい」と、それぞれ語った。  羽生九段は夢の大台を前に足踏みが続いており、平成30年末には竜王戦の防衛戦で敗れ、27年ぶりの無冠に陥落。約2年ぶりのタイトル戦登場となった。  竜王戦第2局は22、23の両日、名古屋市で行われる。

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(2020/10/10)