「輪のない」ルーズリーフに紙のキャンバス 感動するアイデアが光る、便利で楽しい文具3選(NIKKEI STYLE)

【リンク先抜粋】
システム手帳に力を入れていて、最近では小型システム手帳の「ミニ5穴」の流行に一役買ったアシュフォード(東京・台東)の「Design Refill Pad」も面白い製品だ。樹脂の板にバインダーのリングとゴムバンドを付けて、そのリングに表紙用の樹脂板が付いているだけの、いわば「骨格のみ」のシステム手帳だ。最近のシステム手帳は、何でもそこにとじて情報を一元管理する使い方ではなく、必要なリフィルだけを軽快に持ち歩く、編集できるノート的な使われ方がメインになっている。ならば、このようなシンプルな構造にしたほうが使い勝手もよいというわけだ。 注目は、表紙の色に合わせたオリジナルのリフィルを作っていること。このDesign Refill Padを買わないと手に入らないリフィルとして、各色の製品にそれぞれとじられて販売される。リフィルのないタイプや、Design Refill Padを差し込んで使えるポーチなども同時に発売される。サイズはバイブルサイズとミニ6穴サイズ。システム手帳というよりも、メモやノートを必要な分だけ持ち歩くためのファイル的な製品。ここまでミニマムに作ってあると、用途がとても広くなる。それこそ従来のシステム手帳的にも使えるし、複数用意してファイリングとメモを兼ねるような使い方もできる。価格も手ごろなので、メモ帳代わりに買っておくのもよいだろう。 ■絵を描いて壁に飾れる 太陽マーク(大阪市)が発売するのは、フレーム+キャンバスでその名も「Fravas」。キャンバス風にエンボスが付いた紙で、そこに絵などを描いてから組み立てると、なんとパネル張りした作品になるという製品だ。組み立てて立体にするだけなのに、絵が立派な作品に見えてしまうから不思議。壁に掛ければ、子どもの絵でさえ、鑑賞を楽しめる作品になる。 キャンバス風のエンボスのおかげで、描線や塗りが味のある表現になる。縁に色が付いているバージョンを使えば、ますますパネルらしい雰囲気に。色のないバージョンで、縁を気にせず描けば、組み立てた時に迫力のある構図になったりする。紙なので画材を選ばず、色鉛筆でもクレヨンでも、絵の具でもペンでも、好きに使えるのも魅力だ。軽いので、くぎなどを打たなくても壁に掛けられる。 納富廉邦佐賀県出身、フリーライター。IT、伝統芸能、文房具、筆記具、革小物などの装身具、かば

続きはこちら

(2020/10/10)