本田真凜「他の人の?私のエキシビやん」曲違い克服(日刊スポーツ)

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<フィギュアスケート:東京選手権>◇10日◇第2日◇東京・ダイドードリンコアイスアリーナ◇女子フリー 【写真】ショートプログラムの演技をする本田真凜 16年世界ジュニア女王の本田真凜(19=JAL)が曲違いのハプニングを乗り越え、11月の東日本選手権(山梨)に駒を進めた。 大会パンフレットによると、フリー曲は昨季から継続の「ラ・ラ・ランド」(振付師・ローリー・ニコルさん)だったが、演技開始時に流れた曲は違うもの。すぐ気付いて審判や音響の担当者へ向かったものの、1分間では変更できないと判断したのか、腹をくくった。 この曲は、ステファン・ランビエル氏が3月に振り付けを担当したエキシビション曲だった。レディー・ガガの「アイル・ネバー・ラブ・アゲイン」。自ら違うCDを提出してしまい「フリーってCDに書いてあったので…。久しく聴いてなかったから『ほかの人の曲が流れた』と思ったんですけど、めっちゃ走り回った最中に『私のエキシビやん』って。ビックリ」。慌てて本田武史コーチが更衣室へ走ったが「女子更衣室には入れない…」。結局そのままスタートすることになった。戻ってきたコーチには、妹の望結が「そのままやるらしいよ」と苦笑いで伝えた。 リンク中央へ戻り、演技再開。真凜は「最初の振り付け…何? 全然違うところでポーズ取ってた」と笑いながらも、脅威のアドリブで演じていく。3日に行われたジャパン・オープンを右肩脱臼で欠場。病み上がりのため、ジャンプ練習を始めたのが大会前日の8日だった。この日も大事を取って2回転ジャンプだけで挑むことを明言していたが、冒頭で3回転トーループに成功。続く3回転トーループ-2回転トーループも決め、アクシデントへの対応力と回復力を見せつけた。 「振り付けも、自分で考えたところが多かったですね。即興で。これをフリーにしようと思って作ってもらってたんですけど、途中までしか振り付けしてなくて。ジャンプもスピンも入ってなくて。審判の皆さんもバタバタしてたので『点数が出えへん、失格や~』と思った」。最後のジャンプが2回転フリップ-2回転トーループ-2回転トーループと1本、2回転トーループが多くなってしまったのも、愛嬌(あいきょう)。驚きながらも最後まで演じ切った。 終了後は「大満足です」と真凜スマイル。同じ第3グループで、今大会でシニアデビューした妹の望結ととも

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(2020/10/10)