グラビアでフォロワー10倍に、女優としてのスタートラインに立った森日菜美:インタビュー(MusicVoice)

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 沢口靖子、長澤まさみ、上白石萌歌を輩出した東宝芸能の独自オーディション出身の大型新人ともあってもともと注目されていた。16年公開の映画『校庭に東風吹いて』では主人公の娘役を演じ、19年6月放送のドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る。』ではヒロインの友人役を務めた。  女優としての階段を順調に上がるなか、今回の『ハルとアオのお弁当箱』への出演が決まった。決め手は、先のグラビアでの反響ではないかという。そんな本作は、自身初のドラマレギュラーキャストとなる。彼女にとっては「挑戦」だ。「自分に務まるのか、という不安がありました。でもそう考えていても時は過ぎていくので向き合わないといけない、と気持ちを切り替えて『個人レッスンを受けたいです!』とマネージャーにお願いして。それでみっちりとやって役柄の人物像を自分自身に落とし込みました」  作り上げたキャラクター像は必ずしも正解とは限らない。現場によって変わることもある。そのため臨機応変に対応できる柔軟性が求められる。個人レッスンをして役を固めた彼女もまたそうしたことを求められた。「固めすぎたものを1回忘れる作業を今回経験しました。でも個人レッスンは決して無駄ではなくて、それが引き出しになって、何かのタイミングで出せる。実際にそれを実践したら監督にも褒められて、やって良かったなと思いました」  そんな彼女が演じるのは、吉谷彩子演じるハルの同僚・赤井茜。見た目はギャル風の女子で、人脈が広い。「茜は明るくて思ったことを口に出すタイプ。私も明るい所があるけど、思ったことを言えるタイプではなくて」  その個人レッスンでは、自身に「ないもの」をどう作り上げていくかを課題にした。「人にどう思われても素直に言う性格は芯が強い裏返しでもあると思うんです。だけど私は流されてしまうし、流行りものにも弱くて、音楽も一つのアーティストを好きでいるタイプでもないんです。なので1つの事に集中してみようと心掛けました」  役作りは「声」にもおよんだ。「ギャル風ということでテンションが高いと思いました。私は声のトーンが低めなので高く言うことを意識しようと思いましたが、それだとキーキー声で聞こえづらくなると思ったんです。なので、地声と裏声をうまく調整しました」  カタチを作り、感情を入れていく。茜と一心同体になることを心掛けた。

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(2020/10/10)