ホンダF1活動終了後も、レッドブルとアルファタウリでPUメーカーが分かれることはない? 「それは考えられない」とホーナー代表(motorsport.com 日本版)
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レッドブルとその姉妹チームであるアルファタウリは現在、2021年限りでホンダがF1活動を終了することを受け、2022年からのパワーユニット(PU)サプライヤーを探している状況だ。
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かつてこの2チームは、レッドブルがルノー、トロロッソ(現在のアルファタウリ)がフェラーリといった具合に、それぞれが異なるパートナーからエンジン(PU)の供給を受けていた時代もあった。ホンダがトロロッソとのパートナーシップを開始した2018年も、レッドブルは“タグホイヤー”のバッジネームがついたルノー製PUを使用していた。
しかしながら現在のビジネスモデルは、両チームがギヤボックスやリヤサスペンション周りなどの技術を共有することで成り立っている。これは共に同じメーカーのPUを使用することでしか実現できない。
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーも、両チームが異なるメーカーのPUを使用するのではないかという憶測をきっぱりと否定した。
「これは完全に“ふたつでひとつ”のシナリオだと思っている」とホーナーは語った。
「ドライブトレインの統合など、相乗効果を得るためのプロジェクトがあるので、ふたつのチームが異なるパワーユニットを使用することは考えられない」
「それ(異なるPUの使用)をすると、知的財産など色々と複雑な問題が出てくる。そのため、両チームが異なるパワーユニットを使用することは理想的でないのだ」
そしてアルファタウリのチーム代表であるフランツ・トストも、ホーナーと同様に2チームは同じパワーユニットを共有しなければいけないと主張する。アルファタウリはレッドブルとギヤボックスを共有しているため、自チームのギヤボックス部門をすでに閉鎖している。
「アルファタウリは、ギヤボックスやリヤサスペンションなどの設計を再び自分たちで行なうことは望んでいない。我々は相乗効果を得られるプロセスを続けていきたいと考えているからだ」
トストはそう語った。
「我々はレッドブル・レーシングと異なるパワーユニットを使用することは望んでいない。我々はレッドブル・テクノロジーと密接な協力関係にあるが、彼らとの関係を継続していきたいので、絶対に同じエンジンを使用したい」
「我々はレッドブルと同じパワーを持ちたい。両チームが異なるパワ