尼神インター・誠子“ブスいじり”が受け入れられなくなって「逆にワクワクしてる」(telling,)

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――最近は「ブスいじり」が問題視されたり古いと思われることが増えてきた気がしますが、その変化についてどう考えていますか? 尼神インター誠子さん(以下、誠子): 1、2年くらい前かなあ。確実に時代が変わったなと感じた瞬間がありました。「ブスいじりは本人がよくても、それを見て傷つく人がいる」っていう意見が出てきた。ただ、それに対して「困るなあ」とか「ブスいじり、ええやんか」という気持ちは全くありません。私たちは芸人である以上、人を笑顔にするのがいちばんの目標なので、少しでも不快な思いをすることはやっぱり違うなと。あえてコンビで話はしませんでしたけど、ネタの書き方は確実に変わりました。 ――お二人とも、反応の変化を肌で感じて、それに対応したわけですね。 誠子: そうですね。私よりも(相方の)渚のほうが、かなり早い段階で「バシバシ叩くのはもうやめるわ」とはっきり言いました。それから渚は「ブス」という言葉も使わなくなりました。例えたり、別の表現をしたりは今もありますけどね。そこの感覚とか価値観は昔から一緒という信頼感があります。 ――先日、誠子さんが村の代表として化け物の生贄になる漫才を拝見しました。そこでは渚さんが誠子さんのことを「B級グルメ」と表現していたりして。 誠子: ああ、それ! ほんまに「ブスいじりはちょっとちゃうな」となってから書いた一発目のネタじゃないかな。あれはまさに、「『傷つく人がいる』と叩かれへんように、でも自分の見た目の絶妙さを笑いにしたい、うまいことできへんかな」って網の目をかいくぐるようにして書いたネタです。でも、私たちがおもしろいと思ってることは他にもっといっぱいあるから、それを出していこかって、今は逆にワクワクしてます。ほんまにしょうもないんですよ、私たちって。いまだにおならとかで全然おもしろい。そもそも、漫才っていうのは常に進化させていかなあかんものやし、こういう時代の流れによって改めて自分たちの原点を振り返れた感じはあります。

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(2020/10/10)