バレンシアガのパリコレは持続可能性が鍵。(VOGUE JAPAN)

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ヴァザリアは、体をすっぽり包みこむほどオーバーサイズのコートやシャツ、トラックスーツ、スウェット、デニム、ルーズなドレスなど、イージーなアイテムをクールに遊ぶスタイルを提案した。「Paris Fashion Week」とユーモアが込められたパーカーは、テーラーリングの技術が施され、スリムフィットに昇華されている。生活にすっかり浸透したワードローブに新鮮さを求める人々に、答えを差し出してくれるようなコレクションだ。ルームシューズのようなもこもこのサンダルは、来季のストリートスナップで多く見られそう。 また、特筆すべき点は、サステナブルな背景だ。環境保護についての哲学を自身のブランドで追究してきたヴァザリアは、約4カ月間におよぶ自主隔離中、ファッションの持続可能性のあり方について深く向き合ったという。その結果、同コレクションに使われたプレーン生地の93.5%は、持続可能な認定を受けているか、アップサイクルされたもの。プリント生地の100%が持続可能な認証を取得している、という徹底ぶりだ。 また、デザインも持続可能性の観点から、ユニセックスでワンサイズのみ展開。プレスノートによると、「性別による生産モデルの環境への影響を軽減するため」と記されている。サステナブル、イージー、ラグジュアリーを新機軸にするヴァザリアは、新しいモダンファッションを作り出していくだろう。

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(2020/10/10)